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構造物を適切に管理 新潟、金沢でフォーラム
ASRリチウム工法協会
2009年07月21日 建設通信
ASRリチウム工法協会((会長・齊藤久克鴻池組常務)は、16日に新潟市中央区の新潟駅前カルチャーセンターで、17日に金沢市青草町の近江町いちば館で、コンクリート構造物の劣化防止をテーマとしたフォーラムを開いた=写真。
新潟会場のフォーラムで同協会の坂口武広報委員長は「きょうは設計手法と施工実績などを説明する。ASRの根本的な対策工法の一つであるASRリチウム工法についての理解を深めていただき、今後の業務に役立てていただきたい」と話した。
北陸地方整備局の今野和則道路保全企画官もかけつけ、「ストックの老朽化により、適切な維持管理が求められている。本日のフォーラムを機に、橋梁の円滑な維持管理に努めてほしい」と大寺伸幸道路部長のメッセージを代読した。
この後、江良和徳技術委員がアルカリ骨材反応の現状と対策、岡田繁之技術・積算委員長がASRリチウム工法の施工実績を紹介した。今回のフォーラムには2日間でコンサルタント、建設会社、発注機関の職員など約110人が参加した。
同工法は亜硝酸リチウムを主成分としたASR抑制剤を加圧注入するもので、抑制剤を構造物内部のコンクリートの微細ひび割れを介して劣化範囲に効果的に浸透・拡散させる。構造物内部のコンクリートの膨張を低減し、劣化を抑制する技術として注目されている。
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