ASRリチウム工法協会
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コンクリ構造物劣化対策でフォーラム
ASRリチウム工法協会、札幌で
2009年07月08日 日刊建設工業
ASRリチウム工法協会(事務局・鴻池組)は6月30日、「コンクリート構造物の劣化に関するフォーラム」を札幌市中央区のかでる2・7道民活動センタービルで開いた=写真。国土交通省が「アルカリ骨材反応による劣化を受けた道路橋の橋脚・橋台躯体に関する補修・補強ガイドライン(案)」を昨年末に発表したのを受けて実施した。
約80人が参加したフォーラムでは、同協会の委員がアルカリ骨材反応のメカニズムおよび劣化事例について説明したあと、ASRリチウム工法の概要、アルカリ骨材反応の劣化抑制メカニズムと塩害対策効果、設計手法、施工事例報告などを紹介した。
ASRリチウム工法は、コンクリート構造物の表面から削孔した圧入孔を通じて、亜硝酸リチウムを主成分としたASR抑制剤を構造物内部に加圧注入しコンクリート全体に抑制剤を浸透拡散させる工法。これまで対策方法のなかったコンクリート内部のASRによる劣化を抑制すると同時に、鉄筋の防さび効果による塩害対策として期待でき、構造物の長寿命化が実現できる。
フォーラムは16日に新潟、17日に金沢でも予定している。
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