アルカリ骨材反応抑制|ASRリチウム工法協会
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三原市でフォーラム ASRリチウム工法協会 2007/08/03 中建日報|コンクリート構造物に生じたASR(アルカリ骨材反応)を抑制する補修工法 亜硝酸リチウムを主成分としたASR抑制剤をコンクリート中に圧入し、構造物全体のASR(アルカリ骨材反応)を根本的に抑制|ASRリチウム工法協会

プレス情報

三原市でフォーラム ASRリチウム工法協会

2007年08月03日 中建日報

 【福山】季節構造物のアルカリ骨材反応を抑制する新工法『ASRリチウム工法』に関するフォーラムが1日、三原市円一町の三原リージョンプラザ南館であった。
 同工法の普及を図るASRリチウム工法協会(齋藤久克会長)が開いたもので、当日は県や市、コンサルの関係者ら約20人が参加。冒頭、主催者を代表して井上建設の井上英樹社長は、「同工法は、延命化を図る画期的な工法。概要や適用範囲、設計・施工方法等を理解していただきたい」とあいさつした。
 ASRリチウム工法は、コンクリート構造物のアルカリ骨材反応(ASR)による劣化に対し、亜硝酸リチウムをコンクリート中に加圧注入。亜硝酸リチウムに含まれるリチウムイオンをコンクリート内部に効果的に浸透させることで、コンクリートの将来的な膨張を低減し、ASRによる劣化進行を根本的に抑制する。
 ASRは、反応性骨材、アルカリ分、水分の3要素が揃うことで、劣化の原因となる膨張が始まり、コンクリートに有害なひび割れなどが起こる現象。同工法が着目した点は、原因の一つである反応性骨材の排除。対象物を削孔し、亜硝酸リチウムをコンクリート内部に浸透させる圧入装置の開発により、反応性骨材の排除を可能にした。圧入装置は、油圧式とガス圧式の2種類がある。
 適用範囲は、劣化過程が進展・加速期にある橋梁上部工、下部工、基礎工、擁壁、ロックシェッド、護岸構造物、ダムなどRC構造物全般で、圧入孔削孔の直線性確保の観点から、最大部材厚6000mm程度の構造物が対象となる。PC構造物や上下水道施設に対する適用は要検討が必要で、水中での施工は不可となっている。
 設計段階では、亜硝酸リチウムの圧入量、注入圧力、削孔間隔、圧入日数を決める、主な施工手順は、事前調査、表面シール、削孔、亜硝酸リチウム圧入の順で行う。平均圧入期間は、コンクリートの強度や劣化度によって異なるが、10日間から60日間程度を見込む。
 これまで広島県内では、平成18年度に国道432号橋梁維持修繕、平成17年度に地御前跨線橋梁補修工事などがあり、このほかに新潟や兵庫など全国各地で十数件の実績がある。
 同協会は平成17年8月に設立。設立以前から各企業による施工実績はあったが、工法のさらなる普及のため、同年、協会の設立に至った。会員は、正会員6社(鴻池組、極東工業、大阪防水建設社、ジオダイナミック、福徳塗装工業、井上建設)に加え、賛助会員3社(大日本塗装工業、三興塗料、日産化学工業)で構成。技術顧問は京都大学の宮川豊章教授が務める。
 同工法に関する問い合わせは、事務局(大阪市中央区北久宝寺町3-6-1鴻池組内、電話06-6244-3862)まで。協会ホームページは『ASRリチウム工法』で検索。
 
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